2016年12月15日

【 宗家年末行事 】


なんて一年は早いのだろう。。。

もうこの作業の時期がきた。
時間は来るものではなく
過ぎ去ってゆくものと
改めて感じ入る。

 

 

私は毎年年末になると
“ ある作業 ”をはじめる
この作業は
私が師と仰ぐ、
今は亡き真の高僧から
教わった流儀を
取り入れて始めたことだ
いまやこの作業、
宗家年末行事
になっている

まずは、
私の知り合い・関係先の
名前や住所や電話番号を
新たな住所録に書き写す作業だ

よりシンプルに生きたい

と願っているので、
できるだけ厳選に厳選して
その数を
毎年減らすように努めている
もっとも
「 抹消する作業 」だけは
年末を待つまでもなく
思いつくたびに
線を引いて消し去っている
 
よそみをせず
自分の生きる場所に集中するため

もっている物を
きれいサッパリ整理するように
迷うことなくキッパリ消している
 
平成 21年(2009年)12月8日
私が源家聖職拝受したその年末に
私がこれまで知り合った、
何万件にものぼる住所録の大半、
抹消したことを
ハッキリと記憶している

今年は18ヵ所消している。。。

もちろん、
新たに書き加えたものもあるが
ごくわずか・・・
いまや
削除されたもののほうが
残っているものよりも
ずっと多くなった。。。

つぎに、
暖炉の前にすわり
必要のない記録・手紙・写真を
火のなかに投げ入れる
「 燃やし焼却してしまう 」
ということは
その生活を整理整頓するうえで
欠かすことができない

過去のみすぼらしい・・・
わびしい残りカスのようなものに
心がわずらわされて、
晴れ晴れと“ いま ”このときを
過ごすことができないからだ
学者さまならともかく
こんな記録を遺しておく意味がない

複雑な世間の暮らしから離れ、
より単純に素朴に暮らそうとする人種は
 
生きるということ自体に重きをおく

だから“ 記録 ”
という時間的・空間的な道具は
必要としない
テンポよくポンポン燃やしていると
身も心も軽くなっていく

燃やしきったら、
なんともすがすがしい気持ちになり
「 新たな人生をはじめたい!」
という意欲がわいてくる。。。

こうした作業は、
現代の多くの人からしてみれば
退屈で面倒なことかもしれないが
私にとっては
どうでもよい作業じゃない
私自身のリズムに合わせて
私の道を歩むための作業だ

私が私らしく生きるための作業だ

身につけていた葉を
未練なくはらい落とすこの季節
自然の秩序 』から
めぐってくるこの季節は
私たちに“ なにを ”
伝えてくれているのだろうか

この季節の姿は
新しいイノチをはぐくむために
古いイノチと
キッパリ別れを宣言している姿

そう!古いものを捨て去らなければ
新しいものは芽生えてこないのが
自然の理(ことわり)』
なんだから・・・

消し去り燃やし尽くす

生活しているうちに
あれやこれやと
ものが増えてやしませんか?
もちろん日常の生活に
「 必要なもの 」
もありましょう・・

とはいえ
どうしてもなくてはならないほど
重要なものばかりでしょうか?
よくよくチェックしてみると
なくてもいいようなもの
少なくないんじゃありませんか?

この年の瀬、
清らかな空間
『 ひとり沈黙の世 』
ご縁の皆さまも
自分の身の回りをふりかえり
身も心もスッキリなされては
いかがでしょうか?!

 

 

 

 


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